About Us

Our work strives to enhance our sense of surroundings, identity and relationship to others and the physical spaces we inhabit, whether feral or human-made.

Selected Awards
  • 2004 — Aga Khan Award for Architecture
  • 2009 — Mies van der Rohe Award
  • 2013 — AIA/ALA Library Building Award
  • 2015 — Best Interior, Designers Saturday
  • 2016 — AIA New York Honor Award

House A

敷地は西東京、周辺は緑豊かな住宅地、パーマカルチャー的な暮らしを望む施主夫婦が暮らす場所。
この庭のコンセプトは「敷地を使い切る」。パーマカルチャーという要望が根底にあり、今まで我々作り手の手を離れて、本当の意味で庭を愉しみ庭を使いきれてるお施主はいたのだろうかと考え、自分の敷地の土、微生物の事、発酵の仕組みを知って貰い、食べ物コンポスト、落ち葉コンポストを取り入れて、自然の力を活用して敷地内で循環を目指す。
庭を3重の輪で構成し、外周は柔らかく閉じた外周の木々、焼杉丸太杭のフェンス、季節季節の草花は周辺の住民との会話、コミュニティが広がるきっかけとなっている。
中の輪はご主人の要望のブルーベリーで縁取り、家の近くの輪はハーブや菜園、芝の広場、テーブルを広げお茶を楽しめたり憩いの場、家に近づく程プライベートが濃くなるゾーニングとなっている。
施工は施主に参加して貰い施工プロセス、土の中を知って貰い、庭師に剪定の仕方など教えて貰い、今後、自分で庭を愉しめる様になる事、都市住宅でもパーマカルチャーをどの様に取り入れられるかが狙いである。
ゴロゴロと出てくる小石やコンクリガラなどは道路際に縦穴を掘りガラを入れ雨水を地下浸透を促し、フェンス杭の根本周りにも詰める事で土に触れにくくし腐りにくくする。
敷地外に出さない事で、コスト、運搬による石油資源、CO2削減に繋がる。
施主と共に施工、でき上がっていく様を楽しみ、庭を理解して貰うことで、敷地(庭)を使いきれる様になって貰いたい。

施工協力: ゑびす山水研究所_パーマカルチャー同期

  • Date

    2021 / 06

  • Location

    西東京

  • Plants

    ジューンベリー、ヤマボウシ、ゆず、モクレン、ブラックベリー、ブルーベリー、野菜苗

  • Category

    House,

  • Work
    新築, 植栽,