標高は750m程、芦ノ湖を眺望できる緩やかな傾斜地に建つ別荘。
観光地からは少し離れ、周りは閑静な別荘地。都心に比べると1ヶ月程の季節の差があり気持ちの良い環境。やや雨が多く降りやすい地域。
施主は海外に長く駐在された経歴があり、インテリアは海外駐在時代に集められた調度品を素敵に飾られている。現在は週末別荘として使っており、リタイヤ後に本格的に移り住む計画である。
庭のつくりはもともとあった景石や、インド産の粘板岩を土留や視線受けの積石壁をつくった。既存のシャラの木の間に芦ノ湖を望めるデッキをつくり、天気の良い日はお茶や食事ができ、ハンモックを吊り下げるにもよいスペースである。
植裁は周辺に調和し環境に合う植物を軸としながら、施主が海外駐在時代にみた好みの植物(ライラックや白樺)などを選んでいる。
2021年 豪雨による土砂流出対策で土留施工
2022年 薪置場、薪棚工事