箱根のこのエリアは雨が降る事が多く、設置場所湖畔に面した風が強くあたる場所。
高さは人の背丈程の低めに抑え、収納する薪が雨に濡れづらいように軒を深くし、板の隙間も広めにし湿気が籠もらない様に風が良く通るようにした。
周辺は木々が多い景色。その景色に馴染み、土の事、これからの事を考えてみると、今まで当たり前に使ってきた防腐塗料に疑問を感じ、自然素材で耐久の高い焼杉板を選択した。
屋根は焼杉板の磨きを使用。
3分の1ずつ重ねて、波板のようなイメージ。反りを意識して、芯を合わせ、反りが合うようにする。
重ね合わせには防水ブチルテープを貼り、水が入り込まないようにした。
構造材は雨も多い地域なので、ハードウッドを使用。2㎥弱の薪を収納出来る。